>確実に5キロ痩せる5つのルール
ルール2 よく噛んで、ゆっくり食べる
よくあるダイエットは食べる量を減らしたり、マイクロダイエットのように食事の変わりにダイエット用ドリンクを飲むという感じで、よく噛んで食べることは重視しません。
しかし、よく噛んで食べることは私達が思っている以上にダイエットにこそ大切なのです。
こんな調査結果があります。
それは牛丼や親子丼など丼ものをよく食べる人ほど肥満の傾向がある、というもの。
丼といえば「かっ込む」ですよね。
丼物が高カロリーということよりも、丼ものと肥満の関係は噛むことが影響しているようです。
丼物に限らず、よく噛まず、短時間で食べる習慣がついている人ほど肥満になりやすいのです。
では噛むことと肥満にはどんな関係があるのでしょうか。
よく噛むことで体の中でこんなことが起こります
・交感神経が刺激される
・ヒスタミンが分泌される
・レプチンが分泌される
交感神経は起きている時に活発になるのですが、交感神経を刺激することで内臓脂肪が分解されやすくなります。
朝、寝ぼけているのは交感神経が働いていないからです。
よく噛んで朝ごはんを食べれば交感神経が働きだして内臓脂肪も燃えやすくなるんです。
寝ぼけている状態が続くこともダイエットにはよくありません。
ヒスタミンとは脳内で分泌される脳内物質ですが、これが満腹中枢を刺激して少ない食事でも満腹感が得られます。
よく噛まずに食べる丼ものや麺類だと食べ過ぎてしまう、マイクロダイエットなどでは噛まないのでお腹はたまるけどなんだか口がさびしい、何か食べたい感じがするというのはこのヒスタミンの分泌が関係しています。
ヒスタミンが分泌されるのは食べ始めてから15分くらい後と言われます。
ということは、ゆっくりと食べないとよく噛んでも食べ過ぎてしまうかもしれないということです。
私はダイエットを始めてからは食事に20分くらいはかけて、ゆっくりと食べるように心がけました。
レプチンもヒスタミンと同様に満腹感を脳に指示すると言われています。
レプチンはさらにエネルギーを消費するように体に促すこともわかっています。
このようによく噛み、ゆっくり食べることはダイエットには大切なことなんです。
ダイエット用の食品を選ぶときもマイクロダイエットや雑炊などよりも、噛んで食べる豆乳クッキーにしました。
ダイエット用の食品だと何か物足りないという方は豆乳クッキーをゆっくりとよく噛む、試してみてください。