低炭水化物ダイエットについて

ダイエットのために摂取するカロリーを減らすというと脂っこい肉類をやめて、さっぱりとしたうどんやそうめんなどを食べればいいかというと、それはちょっと違います。
体に脂肪を溜め込む原因になるのは脂質よりも炭水化物、糖質なんです。
お米や麦などの穀物、炭水化物を食べると、消化吸収の際にブドウ糖に分解され全身にエネルギー源として送られます。
血液中の糖分が増加するとインスリンというホルモンば分泌され、グリコーゲンというものとして溜め込まれます。
この溜め込んだグリコーゲンを必要に応じてエネルギーとして使うのですが、使われず余ったものは中性脂肪に変化して皮下脂肪や内臓脂肪として溜め込まれます。
脂肪よりも炭水化物の方が体脂肪として蓄積しやすいのです。
だから低炭水化物ダイエット（ローカーボダイエット）が有効なんです。
1日の食事の中でご飯やパン、麺類やお菓子といった炭水化物の量を減らすことで、肥満を解消しようというものです。
食事で炭水化物の量を減らすと体内の血糖の増加が抑えられ、エネルギーを蓄えようとするインスリンの分泌量が減ります。